秋の肌トラブル!角質肥厚で肌がごわつく&くすむ理由をまとめました!
秋の肌トラブルの一つである「角質肥厚(角層肥厚)改善ケア」について書いていきます。
秋になると、なんだかお肌がゴワゴワする…、顔がくすんで見える….。
それは夏の紫外線のダメージが原因で角層が厚くなっているせいかも。
紫外線のダメージでターンオーバーが遅くなると、
古い角質細胞が剥がれ落ちずに溜まり分厚くなります。
これを「角質肥厚」といいます。
角質肥厚のお肌を触ってみると
柔らかさを感じなくてゴワゴワした感じです。
これ、触ってみると結構実感できます…(*_*;
目次
秋の肌トラブルは肌のターンオーバーの周期が関わっている
秋になるとガクッと肌の状態が悪くなるのは、
夏の間に蓄積された紫外線のダメージが、
時間差で表面に現れてきたせいです。
なぜ、ダメージが表面化するのに時間がかかるかというと、
肌のターンオーバー(新陳代謝)の周期が関わってきます。
ここで気を付けるポイントは
30代の肌のターンオーバーの周期は28日よりも長いということです。
更に、
真夏の紫外線のダメージでターンオーバーは更に遅くなっている可能性も!
夏の肌ダメージが秋に表面化する理由
34歳のターンオーバーが40日くらいだと仮定します。
夏の真っ盛りの7月、8月に生まれた表皮細胞が、
ちょうど角層細胞になるのが9月10月あたりになります。(ざっくり目安)
しかも、本来ならばはがれ落ちるはずの角質層が
紫外線のダメージの影響でターンオーバーの周期が狂い、
表皮に溜まってしまってる状態が角質肥厚です。
9月、10月に角質層がはがれ落ちないで溜まる
↓
※そもそも30歳過ぎると、ターンオーバーは若い頃よりも長い。
↓
要するに、秋の間はずっと肌の調子は悪い…
↓
このまま冬に突入すると…超危険!!
年を取ったら紫外線を浴びない方が良い、というのは
漠然としたイメージの話だけじゃなかかったということです(*_*;
角質肥厚は肌のくすみの原因にもなってしまう!
角質肥厚はお肌がゴワゴワと固くなるだけではありません。
肌のくすみの原因にもなるのです。
真夏に強い紫外線を浴びた時に生まれた表皮細胞は、
メラニン色素を多く含んでいて、
とても弱い状態で生まれてきたりします。
メラニン色素とは
基底層にあるメラノサイトで作られる物質です。
真皮より下に紫外線が届かないように吸収する働きがあります。
ターンオーバーが正常なら、
メラニン色素は自然と剥がれ落ちていくものです。
※メラニン自体は悪者ではなくて、
むしろ真皮が傷つかないように守っているものです。
角層肥厚でお肌がくすんで見えるのは、
剥がれ落ちずに溜まった角層にメラニン色素を多く含まれているから、
というわけです。
角質肥厚は毛穴の黒ずみの原因にも!!
更に角質肥厚が原因で引き起こされるのが毛穴のトラブルです。
メラニン色素が毛穴周辺にたまってしまうと毛穴の黒ずみの原因になります。
毛穴はそもそも皮脂や化粧品の洗い残しが詰まりやすいので、
古い角質層とメラニン色素も溜まりやすいのです。
角質肥厚改善ケアその1ふき取り化粧水で古い角質をオフするケア
手軽にできる角質オフケアはふき取り化粧水を使うことです。
ふき取り化粧水は洗顔の後にコットンに浸み込ませて使います。
(保湿化粧水をその後使う)
ふき取り化粧水を使ったことがなかったので、
「肌が弱いから刺激が心配」
「毎日使っても大丈夫なの?」
色々と心配でしたが、
いくつか使ってみて良いものに出会うことができました。
角質肥厚改善ケアその2ターンオーバー促進ケア
角質肥厚はターンオーバーの周期が狂うことが原因なので、
ターンオーバーの周期を正常に戻すことが角質肥厚改善ケア方法ということです。
ターンオーバーを促進して正常化させる美容成分で有名なのは、
プラセンタです。
他の美容成分にはない、
「成長因子」というものが含まれているので、
表皮細胞を育てる⇒ターンオーバーそ促進して正常化するのに威力を発揮します。
あと、
分厚くなった角質に化粧水を浸み込ませるために導入液(ブースター)を使う方法も。
ゴワゴワ硬くなってしまったお肌を秋にケアしてドンと構えて冬を迎えたいです。
秋の肌不調の改善は大事!!