光老化は秋に最も肌に現れやすい!効果のある成分は?
今回は、光老化について書いていきます。
女性が最も更けるのは、夏!と言われています。
それは紫外線の影響「光老化」が原因です。
実は女性の見た目の老化は、
加齢によるものよりも
紫外線を浴びたことによるものの割合の方が大きいです。
紫外線で肌が老化することを「光老化」と言います。
光老化のメカニズム
老化の原因の割合は
加齢:光老化=2:8
と言われています。
いかに紫外線が肌に悪いのかがよーくわかりますね。
まさに、
紫外線=肌老化の最大の敵。
紫外線の種類
UVとは「ULTAVIOLET」の略で、日本語に訳すると紫外線の意味。
紫外線にはA波(UV-A)B波(UV-B)があります。
A波(UV-A)
紫外線としてのエネルギーは強くはありませんが、
じりじりと肌の真皮にまで到達します。
A波は雲を通り抜けるので、
曇りの日でも照射量はあまり減りません。
紫外線A波は真皮にまで到達して、
コラーゲンを変性劣化させ、
シワの原因になります。
B波(UV-B)
紫外線としてのエネルギーが強く、
表皮にサンバーン(肌を赤くヒリヒリさせる状態)を起こします。
雲やガラスなどである程度は遮る事ができます。
紫外線B波を浴びると、
肌を守ろうとメラニン色素が作られます。
(メラノサイトという部分がメラニン色素を作り出します。)
通常の場合は肌のターンオーバー(新陳代謝)で
メラニン色素は排泄されますが、
くりかえし紫外線を浴びてしまうと、
メラノサイトの数が増えてしまい、
また、表皮も厚くなるなどの角質肥厚の原因にもなります。
光老化が現れやすい時期
そして光老化がお肌に最も表れるのは、
紫外線の多い夏の真っ最中ではなく、
実は秋(…9~10月頃)。
夏は湿度も高く汗もかくので
お肌が潤っている!と勘違いして
さっぱりタイプの化粧品を使用したり
スキンケアを化粧水だけでパパッと簡単に済ませたりしがちです。
本当は紫外線をたくさん浴びたせいで
知らないうちに肌の水分が蒸発していることが多いです。
また、紫外線を大量に浴びる時期に生まれた肌の細胞は
もともと弱かったりもします。
肌のターンオーバーは1ヶ月くらいなので、
(※20歳は28日くらい、30歳で35日くらい、40歳で40日くらい)
夏の真っ盛りに生まれた表皮細胞が、
肌の一番外側の角層に現れてくる9月~10月のお肌は、
かなり痛んでいるわけです。
詳しくはこちらの記事も参考にどうぞ:夏の紫外線ダメージが時間差で表面化する理由
9~10月になって、急に
「メイクのりが悪い・・・」
「なんだかお肌がごわついてきた・・・」
「ニキビができてしまった…!」
ってこと多いですよね?
なので、
9月~10月にはしっかりとした
光老化対策をしていかないといけません。
光老化対策にピッタリの成分は?
日常的な日焼け対策として
日焼け止めクリームをぬることは大前提。
肌が弱くて日焼け止めクリームが苦手な人は
パウダーファンデーションを使って日焼け止め対策をする方法があります。
光老化が原因のシミとシワの改善するのに良いのは
ビタミンC誘導体です。
ビタミンC誘導体とは
ビタミンCを肌に浸透しやすい形に変えたものです。
ビタミンCといえば“美白”のイメージが強いと思いますが、
ほかにも色々な美容作用があります。
・皮脂抑制作用
・コラーゲンの生成を促す作用
・抗酸化作用
などなど。
夏の肌の疲れや
光老化によるシミとシワをケアするのにピッタリな成分なのです。