プラセンタ美容液の効果は?意外と知られていない基本知識について説明します!「動物の胎盤」に苦手意識を持つ人はもったいないです!
プラセンタの美容効果について書いていきます。
アンチエイジングの成分として一躍有名になったプラセンタ。
プラセンタ配合の化粧品やサプリは世の中に沢山存在します。
でも、
プラセンタについて詳しく理解していない人も多そうです。
自分も「なんとなくフワッとしたイメージ」でしかとらえていなかったんですが、
今回あらためて美容関連書籍や化粧品の公式サイト、
美容コンサルタントの方が開いているセミナーに参加した時に質問したりして色々知りました!
プラセンタについて自分なりにわかりやすくまとめてみま他ので、読んでください(*^^*)
プラセンタ配合の美容液の効果
プラセンタ(Placenta)は動物の胎盤から抽出精製されます。
胎盤には、胎児をおなかの中で育てるために必要な成分がたくさん含まれています。
これをスキンケアに有効活用しようというコンセプトで開発されました。
プラセンタの美容効果は、
- アミノ酸による保湿効果
- コラーゲンの生成を活性化させる
- 成長因子による肌のターンオーバー(新陳代謝)促進
- ターンオーバー促進されるのでニキビやニキビ跡改善に効果を発揮します。
- メラニン色素の生成を抑える美白効果
- 抗酸化作用によるエイジングケア効果
などがあります。
⇒おススメのプラセンタ美容液を実際に使ってみた効果&口コミ記事です。
保湿や美白、エイジングケア効果のある美容液は色々ありますが、
一本の美容液で多目的にトータルスキンケアができるのがプラセンタ美容液の特徴です。
特にプラセンタの成長因子(EGFやFGF)はほかの美容成分にはない細大の特徴です。
プラセンタの種類
プラセンタはどんな動物の胎盤から作られているかで種類があります。
1.豚プラセンタ
- 最も多く流通している。
- 価格がお手頃。
- 純度が低い場合がある。
豚は年に2回、一度に10頭前後子どもを産むので胎盤が手に入りやすいのです。
お手頃価格だからといって、
他の種類のプラセンタよりも成分が劣っているということはありません。
豚は病気にかかりやすいので、
ワクチンや薬剤を投与されていることが多く、
安全に使えるようにそれらを除去する時に
一緒に有効成分までも取り除いてしまう場合があります。
SPF豚協会の認定農場で育てられた
「特定の病原体や寄生虫を持たないクリーンなSPF豚」などの
2.馬プラセンタ
- 豚プラセンタの数百倍ものアミノ酸が含まれている。
- 安全面に優れている。
- 高級品
馬は病気に強く、体温も高いので寄生虫も発生しにくいです。
国内で流通している馬プラセンタは
身元のはっきりしているサラブレットの胎盤から作られているので
安全性が高いです。
馬は一年に一回、一頭ずつしか出産しない上に
妊娠期間も長いので、
豚プラセンタに比べて生産量は少なく、
価格的に高価です。
3.羊プラセンタ
- アメリカやヨーロッパではメジャーだけど日本にはあまり流通していない
- 浸透性が高い
- 安全性が高い
羊のプラセンタは人間のものと似ているので、
浸透性が高くて免疫反応も起こりにくいと言われています。
日本への羊由来の原料の使用に制限がかかっているので、
あまり日本国内に流通していません。
理由は、
羊にはスクレイピーという狂牛病のような伝染病があり、
人には感染しないものですが、
万が一のことを考えてのことです。
4.海洋性プラセンタ
- 鮭の「卵巣膜」から抽出したもの(筋子の表面の薄皮の部分)
- 9種類ある必須アミノ酸の全てが含まれている
- 成長因子は入っていない
厳密に言うとプラセンタ(胎盤)ではありませんが、
似ているものとして便宜上呼んでいます。
動物性プラセンタの特徴である「成長因子」は入っていませんが、
動物性プラセンタだけでは得ることのできない
9種類の必須アミノ酸がや、
プラセンタには入っていないエラスチン(コラーゲンを繋ぐ繊維状の成分)なども含まれています。
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